2020年度公開講座のご案内
古典芸能再考〜美しき人びとお知らせ
講義テーマが変更となっておりますのでご確認ください。受講者が定員に達した為、受付を締め切らせていただきました。
開催概要
<講師からのメッセージ>
古典芸能を観続けていると必ず大きな疑問に突き当たる。それは「古典とはなにか」「芸能とはなにか」という問いである。それはしばしば公演のタイトルに付される「◯◯の美」とともに、いわば「語りえぬもの」として屹立し続ける問いかけなのである。世阿弥の「風姿花伝」を読み、和辻哲郎の「古寺巡礼」をめぐって、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」にいたっても、問いは解決しない。むしろ「解決せぬもの」こそ本当の問いであるかのごとく…。10年目をむかえるこの講座では令和2年であり2020年にちなんで、古典芸能や伝統的な芸術にかかわる20人の「美しき人びと」を取り上げたい。そして、問いを留保したまま、とにかく先に進むことをめざしたい
- 日 程 : 2020年4月〜2021年3月の不定期金曜日(全20回 下記講義スケジュールでご確認ください)
- 時 間 : 19時〜20時30分
- 会 場 : 岐阜大学サテライトキャンパス(岐阜スカイウイング37東棟4階)
- 定 員 : 80名(先着順)
- 受講料 : 無料
講師
1959年東京生まれ。大阪大学大学院医学研究科博士課程単位取得。医療・哲学・芸術の三点から見た身体論を構築。専門は医療人類学、身体表現研究、表象文化論、古典芸能批評。歌舞伎は三歳の頃から見続けている。古今亭志ん朝と同じ町内会であったのが自慢。主著に『病い論の現在形』『臨床する芸術学』など多数。 |
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講義スケジュール及びテーマ (予定)
講 義 回 | 開 講 日 | 講 義 テ ー マ |
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第一回 | ||
第二回 | ||
第三回 | ||
第四回 | ||
第五回 | ||
第六回 | 7月10日 | 古今亭志ん朝 |
第七回 | ||
第八回 | ||
第九回 | 9月4日 | 小津安二郎『晩春』と原節子 |
第十回 | 10月2日 | 小津安二郎『晩春』と原節子(承前) |
第十一回 | 10月23日 | 成瀬巳喜男『浮雲』と高峰秀子 |
第十二回 | 11月6日 | 黒沢明『羅生門』と京マチ子 |
第十三回 | 11月20日 | 増村保造『からっ風野郎』と若尾文子 |
第十四回 | 12月4日 | 勅使河原宏『砂の女』と岸田今日子 |
第十五回 | 12月18日 | 岩下志麻と「心中天網島」 |
第十六回 | 1月8日 | ふたりの三郎@〜中村勘三郎 |
第十七回 | ||
第十八回 | 2月19日 | ふたりの三郎A〜坂東玉三郎 |
第十九回 | 2月26日 | 美しい舞台〜中村吉右衛門 |
第二十回 | 3月12日 | 美しい高座@〜十代目金原亭馬生 |
延期分 | 3月19日 | 美しい高座A〜三代目桂春團治 |
お申込み方法
受付は終了しました。
お問い合わせ先
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〒501-1193
岐阜市柳戸1-1 岐阜大学学務部教務課内
電話:058-293-2135 / FAX:058-293-3382
〒500-8844
岐阜市吉野町6-31 岐阜スカイウイング37 東棟4階 岐阜大学サテライトキャンパス内
電話:058-212-0393 / FAX:058-212-0391
eメール:info*gifu-uc.jp ※(メール送信の際は*を@に変換してください)