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Joint Program令和元年度 特別な支援を必要とする児童・生徒への対応Ⅱ

開催概要

ネットワーク大学コンソーシアム岐阜では、昨年度に引き続き、発達障がいなど特別な支援を必要とする児童・生徒をお持ちの保護者や幼稚園・保育園等教育機関の教職員の皆さんを対象としたプログラムを開催いたします。本プログラムでは、専門家の講演により、ご家庭や学校などでの具体的な支援の在り方や支援の実践事例を学び、特別な支援を必要とする児童・生徒への向き合い方、支援の取り組み方を考えていきます。

 昨年度のプログラムを受講している必要はありませんので、興味を持たれた方はぜひともご参加ください

日程

2019年10月13日(日)~11月10日(日)(全5回)

時間

各回とも9:00~12:00(受付は8:40開始)

会場

岐阜大学サテライトキャンパス(JR岐阜駅前)

定員

各回とも80名(先着順/定員に達したら受付終了)

受付は終了しました

受講料

各回1,200円(コンソ加盟対象 機関教職員は無料)

対象者

保護者、幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校等の教諭、その他本プログラムの内容に関心のある方

講義スケジュール及びテーマ

第1回

10月13日


担当講師所属大学等

東海学院大学
 人間関係学部准教授
 池田 敦子

発達障害や発達困難を有する児童・生徒の理解と支援

今日の特別支援教育の動向と現状についてお伝えすると共に、発達障害や診断はないけれど発達困難を有する児童・生徒の「発達上の困難」「不適応行動とその背景」「育ちと発達の貧困」等に対する理解と支援を中心に、事例などをもとにしてお話しをします。

第2回

10月19日


担当講師所属大学等

中部学院大学
 教育学部教授
 別府 悦子

本人の思いを尊重するインクルーシブと合理的配慮

発達障がい等の特性に基づいた支援が進んでいることは良いのですが、一方では、それが強調されて本人の考えや気持ちが後回しになっている傾向があることも相談活動の中で見受けられます。そのような視点から、インクルーシブ保育や教育とは何を大切にするのか、合理的配慮と教育(保育)的支援とはどういう関係かを、県内の実践に触れながら考えてみたいと思っています。

第3回

10月20日


担当講師所属大学等

岐阜大学
 大学院教育学研究科特任教授
 出口 和宏

特別支援学校の教育について(入学から卒業後まで)

自立と社会参加をめざし、お子様一人一人の障がいの状態に応じた教育を行う特別支援学校(視覚障がい、聴覚障がい、知的障がい、肢体不自由そして病弱という5つの障がいを対象)への入学から卒業後までの教育内容等を紹介します。また、岐阜県の特別支援教育の現状についてもお話しします。最後に、ご心配やご質問があれば、お時間の中でご相談したいと思います。

第4回

11月3日


担当講師所属大学等

東海学院大学
 人間関係学部准教授
 杉山 章

行動やことば等が気になる幼児の理解と対応

「行動やことば等が気になる」という相談を親御さんから受けることがあります。発達障がい概念が広く知られるようになったことで、幼稚園教諭や保育士という専門家だけではなく、親御さんの中にも気になる人が増えてきたようです。子どもたちのためにも適切な理解や対応について一緒に考えましょう。

第5回

11月10日


担当講師所属大学等

瑞浪市立日吉小学校
 教諭
 加藤 美香子

特別な支援を必要とする子への具体的な支援~学校での実践事例をもとに~

学校では、特別な支援を必要とする子への支援を行うときに、多面的に実態把握を行い、一人一人の実態に応じてスモールステップでの支援を行います。言語通級指導教室や特別支援学校で行ってきた実践事例を紹介しながら、発達に遅れがあると思われる子、障がいのある子への支援のあり方について考えていきます。