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Joint Program平成27年度 人材育成プログラム

開催概要

ネットワーク大学コンソーシアム岐阜加盟機関の教職員を対象に、高等教育機関が抱える課題について学内外の有識者の講義を基本に、共に学び、日常業務で活用できるプログラムを目指します。講義内容は、大学業務の改善、教育の質向上、学生のキャリア支援、事務職員のキャリア形成など多岐に亘ります。大学が、教職員一人ひとりが、輝けるように多くの方のご参加をお待ちします。
 なお、直接会場にご来場できない方には、テレビ会議システムでの配信により受講できるように配慮します。

日程

2015年6月~2015年12月(全5回)

時間

14時~17時

会場

岐阜大学サテライトキャンパス

定員

50名

受け付けは終了しました

受講料

無料

対象者

ネットワーク大学コンソーシアム岐阜加盟機関の教職員

講義スケジュール及びテーマ

第1回

6月5日


担当講師所属大学等

岩田雅明オフィス
 代表 岩田 雅明

※e-learningの実施なし

大学の戦略的広報について

少子化が一層進む時代にあって、学生の確保は緊急課題である。大学経営コンサルタントとして定員割れした大学を急回復させた実績を基に、戦略的な広報について紹介いただく。

第2回

7月3日


担当講師所属大学等

岐阜経済大学経営学部
 教授 竹内 治彦

※e-learningの実施なし

岐阜県のキャリア教育 ~地方創生との関連から~

まち・ひと・しごと創生総合戦略に地方大学等創生5 か年戦略がうたわれ、東京一極集中に対抗するため地方大学の役割に注目が集まっている。この時間は、岐阜県の人口動態、高大接続の視点からみた大学の役割、大学のキャリア支援におけるメニュー(各種のプログラムや団体や事業等)を紹介し、高校生や大学生の地元定着のために地方大学ができることについて参加者の皆さんとともに研究したい。

第3回

9月3日


担当講師所属大学等

小田原短期大学
 寺 尾 謙

※e-learningの実施なし

職員からみた「学生サービス」と学生から見た「学生サービス」

学生サービスの内容を区別して対応する組織構成は、大学の規模や大学運営者の考え方でいくつかのパターンに分けられる。
 一方、学生から見た学生は組織に応じて相談するとは考えにくいし、相談をためらうことも考えられる。
 そこで、総務や財務など組織的には学生と無関係と考えがちな事務組織を含め、その大学の建学や設置理念を実行する大学職員としてのミッションの観点から、学生から見た「学生サービス」とはどのように考え、どのように取り組むか。

第4回

11月6日


担当講師所属大学等

岐阜大学保健管理センター
 准教授 西尾 彰泰ほか

※e-learningの実施なし

元ひきこもりに聞いてみる。どのような支援が求められているか

前半は講義形式で、ひきこもり大学生の現状、各地で効果を上げている支援等について概説する。後半は、元ひきこもり当事者を交えて、「なぜひきこもってしまったのか?」「引きこもっている時にどのような援助が嬉しかったか」等、ワークショップ形式で当事者の生の声を聞きます。

第5回

12月4日

※e-learningの実施なし

組織マネジメント能力とその向上

 大学に対する社会の期待や要求がますます高まるなかで、大学職員の対応すべき業務のボリュームが増えその内容も高度化、多様化しつつあります。また、非正規職員の雇用が増えつつあるなか、専任職員がより強くマネジメントを意識していかなければならない場面が増えてきました。しかも、少子化の傾向に歯止めがかからず、大学は生き残りをかけて、魅力ある教育を開発していかねばなりません。
 限られたリソースのなかで、上記のような新たに求められる業務に注力していくために、目の前の従来業務をいかに効率的に推進していくかにとどまらず、中長期的な見通しをもって戦略思考を働かせ、新たな施策を打ち出していくかが、大学職員の共通の課題となっています。
 本研修では、こうした背景を意識しながら、様々な視点とレベルでマネジメント能力をどのように高めることができるか、それに対して打ち手を講じるプロセスと手法を習得します。組織的・横断的な取り組みを向上させるために、明日から職場でどのような実践ができるかを具体的に考え、持ち帰ってもらいます。