開催概要
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜では、加盟機関の教職員を対象とした「人材育成プログラム」を開催いたします。皆さんと共に学び、その成果を日常業務で活用できるよう、高等教育機関が抱える様々な課題や最近のトピックに関する内容を準備いたしました。 教職員の皆さん一人ひとりが輝き、より良い大学運営が成されるように、多くの方のご参加をお待ちしております。
日程
令和6年5月17日(金)~11月1日(金)(全5回)
時間
14時00分~16時00分
会場
【オンラインのみの開催】
第5回 申込期限:10月25日(金)~12:00 申込期限後のお申込みについては、本件担当までご一報ください。 本件担当:コンソーシアム岐阜事務室(岐阜大学学務部教学企画課)電話:058-293-2135
受講料
無料
対象者
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜加盟機関の教職員
講義スケジュール及びテーマ
第1回
5月17日(金)
担当講師所属大学等
岐阜大学 工学部
教授・横田 康成
※e-learningの実施あり
受講者相互採点・採点者評価による新しい主体的学び・成績評価・授業評価システム
受講者数の多い大規模クラスにおいては、他人からの学びや他人への発信など受講者相互の交流が行いにくく、また受講者からのレポートの教員による採点が現実的に困難である問題がある。受講者相互採点と採点者評価を取り入れることにより、主体的な学び、高い精度の成績評価、さらには授業評価をも同時に実現するシステムを紹介する。
第2回
6月7日(金)
担当講師所属大学等
日本高等教育評価機構
評価事業部兼 評価研究部
部長・陸 鐘旻
※e-learningの実施あり
日本高等教育評価機構が求める認証評価における内部質保証について
日本高等教育評価機構では、内部質保証の実質化の促進や評価の効率化などを目指して、令和7年度からスタートする第4期の認証評価システムの改正を行いました。この研修では当機構の認証評価における内部質保証について、三つのポリシーを起点とする教育の質保証と中長期的な計画を踏まえた大学全体の質保証の両面から大学の改善・改革につなげる仕組みを中心に解説し、少しでも各大学の内部質保証の充実のための理解が深まれば幸いです。
第3回
7月26日(金)
担当講師所属大学等
岐阜大学 工学部
教授/人工知能研究推進センター長・加藤 邦人
※e-learningの実施あり
大学教育の中での生成AIの活用と問題点について
本講演では、大学教育における生成AIの活用方法と、それに伴う問題点について紹介する。生成AIは、教材の自動作成や学習サポートツールとしての可能性を秘めているが、その使用には倫理的な問題や著作権の課題が伴う。生成AIの技術的な概要を説明し、教育現場での具体的な活用例、倫理的、法的問題点を紹介する。また、今後どのように教育に活用できるか生成AIの未来を展望する。
第4回
8月30日(金)
担当講師所属大学等
名古屋大学 教育基盤連携本部
高等教育システム開発部門/高等教育研究センター
特任准教授・和嶋 雄一郎
※e-learningの実施あり
高等教育における生成系AI -活用の可能性とその影響-
生成系AIの登場により、高等教育に与える影響について、良い面と悪い面の両方で多くの議論がなされています。一方で、生成系AIの利用度には幅があり、さらに生成系AIの新しいサービスも日々発表されており、生成系AIについての理解が深まらず、そういった議論に追いつけていないと感じている方も多いのではないかと思います。そこで、本セミナーでは、生成系AIの特徴を分かりやすく紹介し、高等教育におけるその活用方法を解説します。これにより、高等教育におけるAIの導入方法、そしてその際の利点と注意点をまとめてみたいと思います。
第5回
11月1日(金)
担当講師所属大学等
淑徳大学
学長室
課長・荒木 俊博
※e-learningの実施あり
質保証のためのIR入門~基礎知識とスキルの観点から~
教育マネジメント・内部質保証への取り組みにおいて、IRは不可欠な機能の一つです。ICTやデータサイエンスの進展により、データの集計分析が以前にも増して容易になっています。この環境下で、IRは利用可能な技術を活用し、要望に基づく迅速なデータ集計、分析、レポートの作成を行う必要があります。本講演では、IRの知識とスキルを、基礎から最新の動向に至るまで幅広く紹介し、参加者の理解を深めることを目指します。
申し込み方法
インターネットによる申込み
受付時間:24時間
申込フォームからお申込みください。
電話による申込
受付時間:9:00~17:00
058-293-2135
岐阜大学 学務部 教学企画課へお電話ください。
メールによる申込
info@gifu-uc.jp
※受付時間:24時間