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Public Course令和2年度 岐阜に生きる 岐阜と生きる

開催概要

ネットワーク大学コンソーシアム岐阜では、令和2年度公開講座「岐阜に生きる 岐阜と生きる」を開催いたします。ここでは、加盟機関の教職員が、最近の研究成果等を踏まえ、岐阜県の産業・技術・自然・教育など、岐阜に関する様々な身近なトピックをお話します。高校生以上の方ならばどなたでも無料で参加いただけます。また、一部の講義は、インターネットによるオンデマンド配信により受講することもできます。

日程

2020年5月~2021年2月の不定期木曜日(全10回)

時間

14時~15時30分(受付は13時40分~)

会場

岐阜大学サテライトキャンパス(岐阜スカイウイング37東棟4階)

定員

各回とも募集定員は50名(先着順) 

受講料

無料

対象者

一般

インターネット配信(オンデマンド配信)について

直接会場で受講できない遠方の方には、インターネットによるオンデマンド配信をいたします。お申込みの際にご選択ください。
インターネットによる配信は、視聴専用ページのアカウントを発行し、メールで詳細を送付します。

  • 配信動画は各講義日の約1週間後からご視聴いただけます。
  • 視聴できる期間は約2週間です。

※一部インターネットによる配信で受講できない回があります。下記の講義スケジュールでご確認ください。

講義スケジュール及びテーマ

第1回

5月28日(木)

12月24日(木)


担当講師所属大学等

岐阜県立看護大学
成熟期看護学領域
教授 梅津美香

がんと診断された働く人の治療と仕事の両立支援

がんに関する統計や罹患や治療等の現状および両立支援についての国の施策や方向性について概説するとともに、岐阜県の事業場における両立支援の現状や課題、医療機関の看護師の両立支援の活動について、質問紙調査や面接調査の結果を用いて解説する。さらに、がんに限定せず、職場と医療機関の協働による両立支援の促進に向けた取り組みを紹介し、これからの課題について検討する。

第2回

6月11日(木)


担当講師所属大学等

岐阜医療科学大学
看護学部
教授 杉浦浩子

人付き合い(コミュニケーション)とストレス

人づきあいはストレス源にもストレス対処にもなります。岐阜県民は家族を含め、人と集うことを好む傾向があり、人づきあいはストレス対処の側面が大きかったと考えられます。しかし近年、価値観の多様化などに伴い、人づきあいがストレス源となる人が増えてきました。人づきあいがストレスになる、ストレスにならない、この2つの違いは何なのでしょうか。その答えをわかりやすく面白く解説します。

第3回

7月9日(木)


担当講師所属大学等

岐阜保健大学短期大学部
リハビリテーション学科
講師 稲葉政徳

発達障がい自助グループで岐阜と滋賀との懸け橋を

当方が主宰する発達障がいサークル「東近江凸凹ネットワーク」には、岐阜県西濃地域からも参加されている。隣県ではあるも、関西と東海という異文化圏との交流はサークル内にも好影響を与えている。今回の講座では、凸凹ネットワークの活動、滋賀県東部と岐阜県西濃地域との交流を紹介する。また、発達障がい当事者が自分らしく生きていくための課題と展望について参加者と意見交換をしながら進めていく。

第4回

9月3日(木)

2021年3月5日(木)


担当講師所属大学等

岐阜市立女子短期大学
副学長 食物栄養学科
教授 道家晶子

岐阜産食材を活用した健康法

岐阜には、飛騨美濃伝統野菜、こめなどの農産食品、飛騨牛や奥美濃古地鶏などの畜産食品、長良川の鮎をはじめとする水産食品があります。岐阜県民の栄養調査結果では、野菜摂取量の不足が顕著で、肥満の増加や糖尿病予防の自己管理の難しさが示されています。そこで、食品学の視点から岐阜産食材の栄養と機能を検討し、毎日の食生活に活用する方法を探ります。健康の維持や病気予防だけでなく、地産地消の促進や食品ロス削減にもご活用ください。

第5回

10月1日(木)


担当講師所属大学等

大垣女子短期大学
歯科衛生学科
教授 海原康孝

地域で育む輝く子どもの未来-児童虐待防止に向けて私たちができること-

近年の児童虐待の増加は,早急に解決しなければならない深刻な社会問題です。 子どもが自ら虐待を受けたことを口にすることは期待できません。児童虐待の早期発見・防止には,周囲の人間の気づきや協力,援助が不可欠です。 この講演会では,児童虐待防止のために私たちができる地域での助け合いや親子への関わり方について共に考えます。子どもの心身の健全な成長を育む街を一緒に目指しましょう。

第6回

10月15日(木)

2021年2月15日(木)


担当講師所属大学等

中日本自動車短期大学
モータースポーツエンジニアリング学科
教授 及川浩和

特定交差点における事故要因に関する研究

大学周辺地域には交通事故が多発する交差点が存在する。交通事故の背景には,その地域固有の環境や,そこで暮らす住民の日常活動のあり方などが関係していることがある。こうした事故関連因子を交通事故の「属地性」と定義する。本研究では属地性の観点から当該交差点とその周辺を調査・研究し,効果的で受け入れられやすい解決策を提案する。

第7回

11月19日(木)


担当講師所属大学等

高山自動車短期大学
准教授 長野達也

経済学で環境を考える

公害問題が深刻化した高度経済成長期に「くたばれGNP」と題した特集が新聞で組まれた。確かに、経済成長=豊かさの増大ではないし、まして国民がより幸福になることとイコールでもないが、「経済成長=悪」といった見方もやはり問題であろう。本講座では、駅前の放置自転車やゴミのポイ捨て、交通渋滞などといった身近な環境問題を取り上げ、経済学の発想でそれらの解決策を考えてみたい。

第8回

12月17日(木)


担当講師所属大学等

平成医療短期大学
"リハビリテーション学科
理学療法専攻
准教授 石田裕保

健康で長生きをするために~介護予防とらくらく介護~

現代社会において、65歳以上の高齢者は、3588万人(2019年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合は28.4%となっています。今後さらに高齢者の割合は増えていきます。そんな中、健康で長生きをしたいと考える人は多いと思います。理学療法士の観点で、ヒトのからだの構造・機能を紹介し、予防運動を紹介します。また、万が一、誰かの介護が必要となった時、介助者が楽に介助を行うことが出来るようポイントを紹介します。

第9回

2021年1月21日(木)


担当講師所属大学等

岐阜工業高等専門学校
建築学科
教授 小川信之
一般科(自然)
教授 中島泉

岐阜県でのアクティブな学習の取組- 学生ベンチャーの育成の取組および算数・数学甲子園の取組 -

講演では、岐阜県大垣市のソフトピアジャパンとの連携した学生ベンチャー育成の取組の内容や算数・数学甲子園での最近の取組内容などを紹介する。 『解析概論』『代数的整数論』などの今も名著とされる数学教科書を著した高木貞治博士は、第1回フィールズ賞選考委員を務め、文化勲章も受章している。岐阜工業高等専門学校では、地理的に高木貞治博士の生家と近いことが縁となり、本巣市に協力して数学での地域おこしの取組を行っている。

第10回

2021年2月18日(木)


担当講師所属大学等

情報科学芸術大学院大学
メディア表現研究科
准教授 瀬川晃

日常をずらす気付きのデザイン

社会や暮らしの中で「デザイン」という言葉を目にする機会が増え、一般的な意味から細分化しています。近年の情報化社会において視覚に偏った日常から、人々の関心がより体験へ移ってきているように思います。講座では研究活動を通して「描くこと」や「食べること」など、体験からしか得られない身近なテーマを取り入れた新しい気付きを促すデザイン事例を紹介します。

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