開催概要
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜は、県内の大学・短期大学、高等専門学校、大学院大学と岐阜県が共同で運営する共同体です。平成23年度公開講座として、岐阜の歴史や人物、文化、民俗に焦点をあてたシリーズ公開講座「岐阜の歴史、人物、民俗を学ぶ」7講座を開講します。会場は、JR岐阜駅隣のアクティブG 2階にあるネットワーク大学コンソーシアム岐阜 岐阜駅サテライト教室です。いずれの講座も受講料は無料ですが、事前の申込が必要です。みなさまのご参加をお待ちしております。
日程
2011年7月~2012年1月(下記スケジュールをご参照ください)
時間
下記スケジュールをご参照ください
会場
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜 岐阜駅サテライト教室 (アクティブG 2階)
定員
各回とも募集定員は100名(先着順)
受講料
無料
講義スケジュール及びテーマ
第1回
7月30日(土)
11:00~12:00
担当講師所属大学等
岐阜工業高等専門学校
建築学科准教授 清水 隆宏
岐阜の建築文化 (1) 岐阜に残る歴史的建造物 -近代から現代まで-
近代から現代までに建てられた、岐阜市/県内に現存する歴史的建造物について、建設された背景や設計者、建築的特徴などを中心に解説する。
第2回
7月31日(日)
11:00~12:00
担当講師所属大学等
岐阜工業高等専門学校
建築学科准教授 今田 太一郎
岐阜の建築文化 (2) 歴史の町の新しい町づくり
古い町家や寺社が数多く残る郡上市八幡町で町家やお寺等を舞台にした地域作りの新しい取り組みについて、その理念、町づくりの仕組み、実際の町づくりの風景について経年的に解説する。
第3回
9月3日(土)
10:00~11:30
担当講師所属大学等
岐阜大学
副学長 地域科学部教授 林 正子
<地域学>としての<郷土文学>論
-森田草平『煤煙』と江夏美好『下々の女』の<故郷>-
岐阜のまちと関わりのある小説、森田草平『煤煙』と江夏美好『下々の女』をとりあげ、岐阜と文豪の縁故を知るとともに、文学作品に描かれた岐阜の風土を味わう。
第4回
10月8日(土)
10:00~11:30
担当講師所属大学等
岐阜女子大学
地域文化研究所所長 丸山 幸太郎
織田信長の家臣団中の美濃武将の実力
信長の天下統一事業に参加した美濃の武将は、明智・前田・森・堀・金森・稲葉・竹中・石河・古田・市橋・蜂屋氏等多く、軍団管理・戦闘指揮・吏僚力などで、それぞれ活躍し位置づけられていた。その美濃武将の実力と位置づけ、生き方について、映像を活用しつつ味わい、探求する。
第5回
10月23日(日)
13:30~15:00
担当講師所属大学等
岐阜大学
留学生センター教授 森田 晃一
木曽川流域の文化史
全国有数の大河・木曽川は、古来、政治・経済のみならず、文化にも大きな影響を及ぼしてきた。本講座では、その木曽川流域に展開した近世から近代にかけての地域文化を、2、3の具体的トピック(とくに芸能文化)を素材に考えてみたい。
第6回
12月2日(金)
13:30~15:00
担当講師所属大学等
東海学院大学短期大学部
教授 神谷 かつ江
岐阜の県民性を考慮した円滑な人間関係をめざして
-対人感情の心理学-
岐阜は「木の国、山の国」とうたわれるように、豊かな自然に恵まれている地域である。そのような中ではぐくまれた、岐阜ならではの県民性を考えながら、円滑な人間関係を築くためのアプローチを心理学的に解説する。
第7回
2012年1月22日(日)
13:00~14:30
担当講師所属大学等
岐阜工業高等専門学校
一般科目(人文)教授 山本 浩樹
織豊期美濃をめぐる大規模合戦
羽柴秀吉を天下人に押し上げる大きな画期となった1584年の「小牧・長久手の戦い」と、徳川家康の天下掌握を決定づけた1600年におきた「関ヶ原の戦い」。美濃と尾張を舞台にした二つの大規模な合戦を比較しながら、木曽三川にはぐくまれた美濃国の地域的特性を歴史的に考えていきます。
お申し込み方法
受付は終了しました。