申込み受付を終了いたしました
開催概要
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜では、令和4年度の公開講座として、子供の発達・成長に関する講座を開催します。乳幼児から小学校高学年までを対象に、発達段階に応じた保育・子育てに必要な知識を提供します。子供の成長や子育ての悩みなどを扱う子供論に関する内容です。興味を持たれた方はぜひともご参加ください。また、一部の講義は、インターネットによるオンデマンド配信により受講することもできます。
日程
令和4年5月12日(木)~11月10日(木)(全6回)
時間
各回とも10:30~12:00(受付は10:10開始)
会場
岐阜大学サテライトキャンパス(岐阜スカイウイング37東棟4階)
定員
各回とも募集定員は30名(先着順)
受講料
無料
対象者
一般
インターネット配信(オンデマンド配信)について
直接会場で受講できない遠方の方には、インターネットによるオンデマンド配信をいたします。お申込みの際にご選択ください。
インターネットによる配信は、視聴専用ページのアカウントを発行し、メールで詳細を送付します。
- 配信動画は各講義日の約1週間後からご視聴いただけます。
- 視聴できる期間は約2週間です。
※一部インターネットによる配信で受講できない回があります。下記の講義スケジュールでご確認ください。
講義回 | 開講日 | 講義テーマ | インターネット配信の有無 |
1回 | 5月12日(木) | 自己肯定感を高め、意欲的に取り組む子どもの育成 | 配信あり |
2回 | 6月7日(火) | 子どもの遊びを捉える視点 | 配信なし |
3回 | 7月22日(金) | 音楽を通して成長する子どもたち | 配信なし |
4回 | 9月8日(木) | 乳幼児の発達と絵本 | 配信あり |
5回 | 10月13日(木) | 学校と地域を結ぶスクールソーシャルワーク | 配信あり |
6回 | 11月10日(木) | 子どもの育ちと環境について | 配信なし |
座席について
講演当日、会場にて各回ごと先着順で座席をお選びいただきます。
※机列表は以下の通りです。ご参考にしてください。
講義スケジュール及びテーマ
第1回
5月12日(木)
担当講師所属大学等
岐阜女子大学
文化創造学部文化創造学科
准教授
奥村正彦
※インターネットによる配信あり
自己肯定感を高め、意欲的に取り組む子どもの育成
日本の若者は、諸外国と比べ、自己肯定感が低い人が多い傾向にあります。急速に変化し、予測が困難な時代を生きていく子どもたちにとって、自己肯定感を高めることが、幾多の困難に立ち向かい、たくましく生きていくうえで必要に思います。子どもの自己肯定感を高めるために、誕生してから小学生まで、保護者や保育・教育者がどのように関わるとよいのかを発達段階をふまえながら、エビデンスや経験則に基づき考えていきます。
第2回
6月7日(火)
担当講師所属大学等
岐阜聖徳学園大学
同短期大学部
教育学部保育専修
教授 松本信吾
※インターネットによる配信なし
子どもの遊びを捉える視点
子どもは遊んで育つ、遊ぶことで様々な能力が発達するとよく言われます。では、そこで言う遊びとは、ゲームも知育教材も砂遊びも同じ意味をもつのでしょうか。そして私たち大人は、子どもの遊んでいる姿をどのように捉え、支えていけばよいのでしょうか。子どもの遊びを捉える視点について一緒に考えてみたいと思います。
第3回
7月22日(金)
担当講師所属大学等
東海学院大学
同短期大学部
小栗祐子
(子ども発達学科 専任講師)
※インターネットによる配信なし
音楽を通して成長する子どもたち
私たちの生活には、多種多様な音・音楽があふれています。子どもの成長にとってそれはどのような力として働くのでしょうか。本講座では、保育や幼児教育、学校教育での事例を紹介しながら、社会の変化とともに音環境も大きく変化してきた現在を生きる子どもにとっての音楽のあり方や、そこでの私たち大人の関わりについて考えていきます。
第4回
9月8日(木)
担当講師所属大学等
中京学院大学
同短期大学部
保育科
准教授 栗岡洋美
※インターネットによる配信あり
乳幼児の発達と絵本
乳幼児期の子どもの姿について、0歳から順に見ていきます。特に、目に見えづらい発達の姿に着目し、乳幼児期の環境の重要性について学びます。また、発達特徴の視点から、おすすめの絵本も紹介します。
第5回
10月13日(木)
担当講師所属大学等
中部学院大学
同短期大学部
宮嶋淳
(人間福祉学部 教授)
※インターネットによる配信あり
学校と地域を結ぶスクールソーシャルワーク
この講座では、子どもたちを取り巻く課題~いじめ・不登校・暴力・格差・新型コロナ禍・自己肯定感の低下~にふれ、スクール(学校)ソーシャルワークのアプローチについて紹介していきます。スクールソーシャルワークの「強み」は、「つなぎ」「ひろげる」ことです。子どもたちが生活するコミュニティ(地域)と学校とを「つなぎ」、サポートの輪を「広げる」手法を具体的に紹介していきます。
第6回
11月10日(木)
担当講師所属大学等
大垣女子短期大学
幼児教育学科
准教授 大橋淳子
※インターネットによる配信なし
子どもの育ちと環境について
子どもが成長していくうえで、周囲の環境による影響は大きく、親など周りの大人や保育者、友達といった身近な人的環境との関わりはもちろんのこと、その子どもが生活する中で見たり、触ったりする物的環境との関わりも重要であると言われています。人・物・自然などの環境の大切さと周りの大人の役割について考えてみましょう。