


現代は、若者達の活字離れや対人コミュニケーションの不足といったリテラシーの欠如、18歳人口の急減に起因する相対的な学生の学力低下や経済社会情勢の先行き不透明感が一層若者たちの目的意識を喪失させるという事態を招いています。このような背景から、リメディアル教育を大学が新たに担うようになってきたと言われています。日本におけるリメディアル教育は、中等教育段階までの教科学力の補充と中等教育と高等教育を結ぶ大学専門教育入門とスキル開発、高等教育で学ぶ際のインセンティブ開発の内容が含まれています。
このような新たな大学教育の取り組みをネットワーク大学コンソーシアム岐阜に加盟する大学等が高等学校の協力を得ながら研究開発を進め、リメディアル教育の実施体制を整備するために「リメディアル教育研究会」を開催し、先進事例の研究や意見交換を行いました。
開催概要
日時
平成23年2月18日(金) 13:00~16:50
会場
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜 岐阜駅サテライト教室(岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 2階)
主催
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜
プログラム及び当日配付資料
<第1部> 講演会
(1)講演:「初年次導入教育の現状と課題」
[講師]:関西国際大学学長補佐 高等教育研究開発センター長 上村 和美
(2)講演:「大阪国際大学のリメディアル教育の実践報告」
[講師]:大阪国際大学現代社会学部情報デザイン学科 准教授 矢島 彰
<第2部> 分科会
(3)研究・研修部会 ◦初年時導入教育部会「初年時導入教育の在り方について」
◦リメディアル教育会「補習教育の在り方について」
ワークショップで意見を交換する参加者
講義資料1
講義資料2
※開催終了いたしました。発表団体及び発表の順序は下記の通りです。