平成22年度「岐阜県地域づくり型生涯学習総合推進会議」
開催概要
日時
平成22年11月19日(金)13:30~16:30
会場
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜
岐阜駅サテライト教室(岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 2階)
主催
岐阜県・ネットワーク大学コンソーシアム岐阜
開催結果
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜では、共同授業や公開講座、大学ガイダンスセミナー等を実施し、高等教育の受講機会を県民の皆さんへ提供しているほか、平成21年度「文部科学省戦略的大学連携支援プログラム」の採択を受けたことをきっかけとして、市町村や企業等の様々なご要望にお応えできるような、地域連携事業にも積極的に取り組んでいます。
その一環として、平成22年11月19日(金)、ネットワーク大学コンソーシアム岐阜と県内市町村との連携を推進するため、昨年度に続き「地域連携シンポジウムII」を開催しました。
参加したのは、市町村・県関係者と大学関係者など約80名で、「市町村と大学の連携から何を学ぶべきか」をテーマとした基調講演や事例発表のほかワークショップを実施し、好評のうちに終了しました。
参加者の声
「大学の教員や学生らと意見交換をする機会を得て、新しい活動を創り出すためには何が必要かがわかってきた」(市町村職員)
「他の市町村の取組や、各大学の特色を活かした具体的な活動をを知ることができ、大変参考になった」(市町村職員)
「他大学の職員との交流は重要だと痛感した。良い勉強になった」(大学職員)
「ワークショップで様々な人たちと意見交換をすることにより、多くの視点から物事を考えることができたように思う」(大学生)
「地域連携のための体制づくりの必要性がわかった」(大学生)
プログラムおよび当日配布資料
第1部
(1)基調講演「大学と地域とのパートナーシップ」
講師:国立教育政策研究所 生涯学習政策研究部 総括研究官 笹井 宏益
(2)事例報告
1.大学の取組
市町村の地域課題に取り組む大学の事例を報告していただきました。
・「岐阜大学地域システム教育研修室の地域協働型まちづくり」
岐阜大学工学部 教授 高木 朗義(岐阜大学地域システム計画研究室)
・「地域防犯ボランティアの活動について」
朝日大学法学部 教授 大野 正博
2.市町村の取り組み
県やコンソーシアムの主催事業を積極的に採用して、人材養成や市民による地域作り活動の効果的な取り組みを実施している美濃加茂市の事例を報告していただきました。
・「美濃加茂市の生涯学習事業」
美濃加茂市市民協働部生涯学習課 課長 坂井 嘉巳 氏
第2部
(3)ワークショップ「市町村と大学の連携から何をめざすべきか」
市町村、県と大学が連携してできることは何か、どのような連携の仕方があるか、そして、何をめざすか。市町村、県担当者と大学教職員が一緒に考えるワークショップを行いました。
全体コーディネーター
ネットワーク大学コンソーシアム岐阜 地域連携・産学連携WG代表 岐阜経済大学 教授 鈴木 誠
1グループ
2グループ
「町村計画策定への大学の参画について」
グル―プコーディネーター
岐阜経済大学経済学部 教授 鈴木 誠
「地域連携事業での学生参加について」
グル―プコーディネーター
朝日大学法学部 教授 大野 正博
3グループ
4グループ
「文系大学との産官学連携」
グル―プコーディネーター
岐阜聖徳学園大学経済情報学部 准教授 河野 公洋
「高等教育機関の地域貢献について」
グル―プコーディネーター
放送大学岐阜学習センター 所長 古田 善伯